温泉にまつわる話

かけ流しとは

湯河原の温泉

箱根外輪山から相模湾に向かうカルデラ地に湧出する湯河原の温泉。
周囲には落葉広葉樹の山々に囲まれている温泉地です。
雨水は山々の木々が自然のろ過装置のような役割をして
永い永い年月をかけて富士火山帯の地下に浸透しエネルギーに満ちた
大吟醸の湯に生まれ変わってゆくのです。
あちらこちらに林立する温泉井戸からは湯気の息吹が立ち昇り
いつも人々の心や体を癒しているんです。
新鮮なエネルギーたっぷりのお湯に入ることこそが
温泉入浴の醍醐味なんです。


温泉療養のススメ

① 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度とすること。
 その後は1日あたり2回ないし3回までとすること。
② 温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
③ 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴湯反応)が現れることがある。
「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
④ 以上のほか入浴には次の諸点について注意すること。
(1) 入浴時間は、入浴時間により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
(2) 入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
(3) 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない
 (湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい。)
(4) 入浴後は、湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。


古くは万葉集にも読まれた湯河原温泉。
弘法大師の発見説やタヌキにまつわる伝説・・・。
天下を目指す源頼朝がこの地を巡り、そのころ由来の「きび餅」
作るお店が点在する。
江戸時代の湯道中を表した伝説の「湯かけまつり」
芥川龍之介・小説「トロッコ」の原型となった人車鉄道が走った町。
数々の著名な文人たちが訪れ、今も暮らしている温泉街。
きっと彼らを惹きつける「魔力」みたいなものが、
この湯河原にはあるのでしょうね。
この奥深い歴史を秘めた湯河原なんですね。

湯河原の昔の様子