温泉場ならではのお祭り「湯かけまつり」が５月２５日開催！

万葉集にも詠まれた湯河原の温泉は、効能が高い事で有名だった事もあり、江戸時代には各地の大名家や御用邸に温泉を献上していました。

当時、献湯神輿の出発の時に道中の安全を祈願する為にお湯をかけて御祓をするという儀式があり、これを再現したものが関東の奇祭の一つとされる、湯河原の「湯かけまつり」になります。

不動滝から泉公園までの間を、通る神輿めがけて盛大に温泉をかける様子は、温泉場ならではのお祭り気分が高揚して大盛り上がりになります。

このお祭りを見物する時は必ず濡れると思ってください。いや、濡れます。温泉を沢山被ります。そうじゃなきゃこのお祭りを見にきたとは言えません。

神輿の先頭には散水車がいて温泉をまき散らします（笑）

そして、神輿がやってくる前から興奮する人達が多数（笑）地元の子供達はもちろん、大人も沿道にある温泉を神輿や知り合いにかけまくるという・・・。温泉が入った樽は沿道に沢山ありますし、桶も沢山あります。どこからお湯が飛んでくるかまったく予測がつきません・・・。今は温泉のおかげで繁栄している事もあって感謝の気持ちを込めてお湯をかけているという事ですので、縁起物だと思って温泉をたっぷりかけて、かけられてください。

ちなみにこの撮影の時、ワタシはカッパ姿でした。カメラにはサランラップ巻いたりと防水対策は必須です。

この湯かけまつりは毎年５月の第４土曜日に開催されます。もちろん雨天決行です！こういうお祭りはなかなか珍しいという事ですので、一度是非体感してみませんか？

又、このお祭りでは神輿体験ツアーがあり、沿道ではなく神輿を担いで参加する事ができます。日帰り参加と宿泊込みでの参加があります。

湯河原の湯かけまつりへ是非おでかけください！